【大回り乗車】について具体例を挙げながら詳しく解説
1、大回り乗車とは?
大回り乗車とは、大都市近郊区間において二度同じ駅を通らなければどのような経路をたどってもよいというルールを利用するものです。一筆書ききっぷとも呼ばれています。
大都市近郊区間は東京、新潟、大阪、福岡に存在します。
これらのエリアで大回り乗車を行うことができます。
そのため大回り乗車では、
二度同じ駅を通れない
途中で改札を出ることはできない
という注意点があります。
2、準備
発駅、着駅、ルートを事前に決めておくとよいでしょう。発駅の隣駅を着駅とするルートを組むと、より安く済ませることができます。
改札を出ることができないため、買い物や食事をする場所に困ることがあります。どこで買い物や食事をするかについては、あらかじめ決めておくとよいでしょう。
3、筆者の行ったルート
筆者が、先日行ったルートは
横浜ー(京浜東北線)-東神奈川ー(横浜線)ー八王子ー(八高線、川越線)-川越ー(川越線)ー大宮ー(湘南新宿ライン)ー新宿
です。乗り換え回数は、4回、時間は約3時間でした。
今回の行程では、とても接続がよかったです。
乗り換え時間は、八王子で3分、川越で3分、大宮で約10分でした。トイレへ行く時間や売店で買い物をする時間は大宮を除いてありません。
八王子から乗車した八高線では、幸い高麗川での停車時間が9分あったため、トイレへ行くことができました。乗り継ぎ時間が短すぎるのも大変です。
八王子ー高麗川は電化区間、高麗川ー倉賀野が非電化区間となっています。
まとめ
大回り乗車では、安い運賃で長距離列車に乗ることが可能になります。
乗りたい路線、乗りたい列車を中心に予定を立てることをオススメします。
それでは、良い旅を!